「この本が、世界に存在することに」角田光代
c0045523_16502337.jpg本をテーマにしたエッセイではなく、本にまつわる小説(9つの物語)でした。
私は、なぜ本を手にするのだろうか。





<本を読んだからといって洗濯ものの山が自動的に片づくわけではない。栄養バランスのいい食事が目の前に並べられるわけでもない。仕事が減るわけでもないし、慢性的な寝不足が解消されるわけでもない。>

そうね。別に何がどうってことじゃない。余程のことがない限り忘れちゃうし。だからこうして書いたりしているんだけど。テレビ観たり散歩に行くのと同じかな。

<だってあんた、開くだけでどこへでもつれてってくれるものなんか、本しかないだろう。>

本はいつでもどこでも手軽に、別世界へ行ける。
会社にいてもパラッと開けば、そこは別世界。
何かもやもやとしたもの、ハッキリ疑問として言葉に表すことのできない心の中にあるもやもや。それを教えてくれるのが本。ムズ痒いところに手が届くって感じかな。
頭のいい、表現力豊かな作家の先生が言葉巧みに表現してくれる。あぁそうか、そうなのよ、そうそうって本を読みながら呟く。

<死ぬのなんかこわくない。死ぬことを想像するのがこわいんだ。いつだってそうさ、できごとより、考えのほうが何倍もこわいんだ。>

臆病な私は、ここで「あぁそうか」と呟く。
あ~読んでよかったと、儲けた幸せな気分になる。
それが、本。
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by nonki27 | 2005-12-17 16:51 | よむ | Comments(0)
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