久しぶりに読んだ、群ようこさん。面白かった~ぁ。
体の変化に驚き、更年期と闘う“ぬるい生活”。 “小太りのおやじ”・・?には大爆笑! 朝起きて何気なく鏡に目をやると・・・ 鏡に映ったのは、小太りのおばちゃんではなく“小太りのおやじ”だった。 いくらなんでも“おやじ”とは、と思ったけど分るような気がする。 ショートカットで化粧なし、寝起きだと・・・ 毛穴、冷え、目の疲れ・・・うむうむ、へー、そうそうと共感するばかりだ。 だんだん本を読むのも辛くなってくるんだなぁ。 最も共感したのは「腹立ちのもと」のJRへの怒り。 東京駅での窓口、係員、職員の対応。友人が合った出来事だが、話を聞いているだけで 群さんは腹が立ってくる。読んでいる私も、物凄く腹が立ってきた。 と言うのも、JRで超~頭に来るトラブルを経験したことがあるからだ。 (長くなるからここでは細かい内容は書かないけど) いや、それはトラブルというより対応。 たった一言「済みませんでした」と頭を下げてくれたら、それでこっちの気持ちも収まる。 群さんも書いている。 ≪相手を不快にさせた事実について、「申し訳ありません」と詫びるのは常識である。第一JRはサービス業ではないか。≫ 何故かJRの人は謝らない。謝ったらこっちに否があることになる、認めるわけにはいかないとでもいう意地か、マニュアル化でもされているのかと思うくらい、常識の範疇を超えた頑なな 態度。 絶対に謝らない。サービス業とは思えない、こっちは客だ。 ホント「覚えてろよ」の捨てぜりふがピッタリ来る。 頭を冷そう。 「みんな死ぬ」の章は、私が近頃考えていることと全面的に一致する。 ネコのようにこっそりと死ねたらいいのにと思う。 こんな暮らしをしていたのか、こんなモノ持ってる、どうする??なんて・・ 身軽にしていて、あまりモノを増やしたくない。なるべく人には迷惑をかけたくない。 葬式と後の始末が出来るくらいのお金は、残しておかなくてはならない。 ≪寿命が尽きるまでは生きていかなくてはいけないので、それをどうするかが一番の 問題なのだ。≫ 問題だ、その時まで生きなければいけないのだから。 ≪他人はその人の人生を生きることはできない。自分でも自分のことがよくわからないのだから、他人のことなんかわかるわけがないのである。どんな立場であっても、環境であっても、 本人が生き方を決めるしかない。≫ 「体のスイッチ」で友人の鷺沢萠さんのことが書かれています。
by nonki27
| 2007-06-21 22:09
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