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「水木しげるのラバウル戦記」水木しげる
「水木しげるのラバウル戦記」水木しげる_c0045523_2075088.jpgNHK「鬼太郎が見た玉砕」を観た。
丸山二等兵はよく殴られていた。
漫画家になった水木先生はよく食べていた。




水木二等兵は初年兵なので、何かにつけて殴られる。
態度が悪いと言われ殴られ、たるんでいるとピンタされる。
殴られても次の日には忘れる、“第一線”で空中戦が行なわれているなかで、
ジャングルの自然に囲まれ面白いと、喜ぶ。
休みの日には、原住民の所に行き、パパイヤやバナナをもらい、タバコをやる。
現地の人たちと意気投合してしまうのです。
終戦、別れが来る。
「畑を作る、家も建てる、日本に帰るな」と言われる。
みんな泣いている、固い握手を交わし、物がなくても楽しい、心の楽園、
これが人の生活というものだと感じる。

≪人の生き死にほど不平等なものはない。特に戦死したものとそうでないものの差、これほど大きいものはない。平等は、決して悪いことではないし、いいことだが、どうも自然とか運命というやつは平等でないようだ。若くして、食うものも食わずに死ぬのは気の毒なことだ。
どうしてそんなバカなことがあるのだろうと、五十年間考えてきたが、頭が悪いせいか、いまだに結論が出ない。でも、やっぱり分らないわけだ。即ち、自分自身とはなにか・・・・ということがよく分らないのだから。≫

仲間が次々死んでいく。その中で生き残った水木先生。
死ぬ生きるは、運命なのだろうか。
考えても答えは出ないけれど、水木先生は漫画家になり
体験を書き残している。水木先生は辛いだろうと思うけれど、
仲間が描かせているようにも感じる。
by nonki27 | 2007-09-10 20:07 | よむ
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